ベルサイユ宮殿の本館に比べると、見学者が極端に少ないお隣のウィングにあるマダムと王家の子供たち(王太子・王女)の宮殿も見学しました。
恐らくですけど、ここにもう一つ見学できる宮殿があることを知らない人も多いのではないかと思います。
(いわゆる)ベルサイユ宮殿を出ると、そのまま宮殿から離れてしまう人がほとんどでした。勿体ないです!ベルサイユ宮殿はこれでもか!というくらい王権を誇張するような色味とデザインで男性的でしたが、この宮殿ではより女性的でフランスらしいエレガントなお部屋が見学できます。
Contents :
王太子・王女たちのお部屋
|王太子(ドーフィン)の部屋

王太子(ドーフィン、フランス国王の長男)のお部屋です。ミニサイズの衝立があったり、ベッドに上がるためのステップがあったりと、ゴージャスだけどやっぱりお子様のお部屋です💛
現在、子供のための宮殿として公開している建物ですが、元々はルイ14世のバスルームがあったところだそうです。その後は、王女たちの部屋に改装したりしています。
メインの建物と違って、こちらのウィングは国王が変わる度に改装されているみたいです。

大きな地球儀がありました。王になるには地理(地政学)は必須の知識ですものね。
イギリスのプリンス・ウィリアムも、地理学が得意だそうです。やはり!
|マダムの部屋

こちらは王女のお部屋でしょうか。白バラが絡まったようなデザインのシャンデリアが素敵です。
何となく、おとぎ話の森の中にいるようなナチュラルな白とグリーンのインテリアが優しい感じでいいですね。
このグリーンの色がマーブルのグリーンのような色で、とても良い色でした。
こういうデザインはイギリスにはないので、来た甲斐がありました。

こんな扉が部屋の隅っこにありました。おトイレでしょうか?、それともどこか別のお部屋に通じているのでしょうか。多分後者だと思います。宮殿の壁の中って、どうなっているのかすごく興味あります。


この壁紙のパターンをもっと小さくすると、実家の私の部屋の壁によく似てます。昔からオレンジ色が好きなんです。飽きそうだけど、柄を揃えると豪華に見えますね。
|マダム・アデレイドの部屋

ルイ15世の娘マダム・アデレイドの部屋。でも元々は、ルイ15世の愛人ポンパドール夫人の部屋だったそうです!

マダム・アデレイドの部屋。彼女は最新の贅沢品を好んだそうで、立派なハープシコードが置いてあります。手前の椅子が、ファブリックを変えればうちにある椅子とソックリのデザインで嬉しい♡

|マダム・ヴィクトワールの部屋



こちらは、ルイ15世の娘マダム・ヴィクトワールのライブラリーです。彼女と姉妹のアデレードは結婚せず、ふたりとも年をとってもずっとここに暮らしていたそうです。だから、子供の棟にマダムの部屋があったんだと納得。
|大使の間

女神像などがたくさん置いてあるホールもありました。大使の間(謁見の前に待機している場所)と書いてたような気がします…。
美しくエレガントな窓辺


お子様や女性たちのお部屋が集まっているだけあって、ドアやカーテンがエレガントで優しい感じです。
ケバケバしさがなく、ほわっとする優しさを感じます💗

ウィンドウのメタル・ワークも繊細で美しい♡これぞフランス🗼デザインに手抜きがありません。
フランスのデザインの豪華さの中にも可憐さと優美さが感じられるところが好きです。このフランスらしさって、どの国も真似ができないような気がします。
そしてインテリアに使用されているペイントも、イギリスでは見ないような色が多いように思います。イギリスでもありそうに見えますが、微妙に違うんです。微妙なくすみカラーでシックです。
「エミリー・イン・パリ」(Netflix) を見ると、エミリーの働くオフィス、サヴォアのインテリアの色遣いも「これぞフランス🗼」な感じでとっても素敵なので、ついつい壁面やドアにばかり目が行ってしまいます。
あのオフィスの素敵な配色は、イギリスの建物の中では見かけないものです。ペイントを探しても、フレンチ・ペイントはその辺のショップでは簡単に手に入れることができません。でもいつか機会があったら自分の家に取り入れてみたいですね💗
次回は今回のパリ旅のもうひとつの目的「エミリー・イン・パリ」のロケ地めぐりをポストしたいと思います。