前回<パリ旅♡遠すぎるプチ・トリアノン(╯▽╰ )>の続きです。遠すぎたプチ・トリアノンですが、トレインに乗れたことで無事辿り着きました。トレインに乗れなかったら、途中で諦めたかもしれません。
それくらい、宮殿からプチ・トリアノンまでの道のりは遠かったです…。皆さま、くれぐれもトリアノン見学の際には、噴水横でレンタルしているカートをご利用くださいませ。
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いざ!プチ・トリアノンへ

プチ・トリアノンは、てっきりマリー・アントワネットのために夫のルイ16世が建てたものだと思っていたのですが、、、違いました。
彼の父ルイ15世が自分用に「小さめでよりプライベートでリラックスできるミニ宮殿」として建設したのだそう。
それを、ルイ15世の死後、ルイ16世が妻マリー・アントワネットに別荘として与えたのだそうです。
マリー・アントワネットのプライベートな食器たち

こちらは食器のコレクションのあるお部屋。
マリー・アントワネットのプライベートな食器類です。華やかな柄でなく、モノトーンでシックな柄なのが意外でした。

このプチ・トリアノンの元々の住人、ルイ15世の食器の展示です。
2人の食器を見ると、どちらも金箔などできらびやかなに装飾されていなくて、宮殿のパブリック・ライフとこの離れでの静かなプライベート・ライフは使い分けていた様子が伺えました。
王や王妃と言えども、いつでもキラキラだと疲れてしまうのかもしれません。
プチ・トリアノンの素朴なキッチン


食器の展示室を抜けると、キッチンに続く廊下がありました。

ここでは、マリーもキッチンに遊びに来ることがあったとか。
プチ・トリアノンのカラー・スキームはシーグリーン<Sea Green>

プチ・トリアノンのウォール・ペイントはシーグリーンで統一されています。室内の壁やドアがすべてこの色でペイントされていました。


爽やかな色であると同時に、グリーンの色は心に安らぎを与えてくれる色なので、癒しを求めてここにやって来ていたマリーには最適の色だったかもしれません。それにどんな色のアイテムともよく合います。
マリーのプライベートな社交の場サロン


こちらは、ダイニングルームに続くサロン。お部屋は少し小さめで、プライベートな宮殿らしく、親しい友人たちと内輪で会話ができるサロンになってます。

マリーの可憐なベッド・ルーム

ファブリックが可憐で可愛らしい💗食器の柄と似てる感じがします。
|寝室横の小部屋

マリーのベッドルームのすぐお隣には、小さな部屋があります。ここはルイ15世の時代には、王のプライベートな階段だったそうです。
優しい夫ルイ16世

マリーはこのプチ・トリアノンを自分の好みに合わせてここを改装しました。
宮殿での息が詰まるような生活からエスケープし、ここで仲の良い友人サークルだけでより親密で快楽的な生活をしていたというのは有名な話ですね。

ルイ16世は、ルイ14世とは正反対のような素朴でとても優しい夫でした。マリーの好きなようにさせてあげました。どの肖像画からも、彼の温和な性格が伝わってくるようです。
フランス革命とプチ・トリアノン
実はベルサイユ宮殿は、フランス革命で大規模に破壊され、ほとんどすべてのものが盗まれました。
それに比べると、離れた林の中にあったプチ・トリアノンは、比較的難を逃れることができたそうです。
ですが革命後に王政が廃止となったときには、ほとんどのものが無くなってしまっていたそうです。現在のベルサイユ宮殿もこのプチ・トリアノンも、当時の宮殿の様子に近づけるべく、同時代の家具などを買い集めて展示しているのだそうです。
美しい扉の装飾


最後にドア。私は古い建物の扉が好きです💛

その時代、膨大な時間をかけて職人さんたちが丁寧に仕事をした芸術的なウッド・ワークやメタル・ワーク。感激してしまいます。
昔のテクノロジーが見られるロック(施錠)の仕組みを見るのも面白くて好きです。
ベルサイユ宮殿にはフランスらしい美しい扉がたくさんありました🩷