スペインはバルセロナの旅、2日目の覚書です。
2日目は、取り合えずのんびりとバルセロナの街の人気エリアを散策することにしました。2年ぶりですが、変わっていなくてホッとしました。
\スペイン・バルセロナ旅 1日目/
Contents :
1回目の朝食は滞在ホテルのバッフェ

バルセロナでの最初の朝食は、滞在しているホテルSixth Twoで頂きました。
ホテルの周りにはカフェがたくさんあるのでホテルは朝食なしで予約していますが、最初の朝はホテルの朝食を試してみました。ハム・チーズ・サンドウィッチ・シリアル・トースト・ブレッド・ヨーグルト・オムレツ・フルーツ・各種飲み物と、ひと通り揃っていました。
流石スペイン、ポテトがゴロゴロ入ったスパニッシュ・オムレツが美味しかったです。あと、私の大好物スイカのジュースが常備してあったのは、嬉しかったです♡

バッフェに加えて、メニューから一つお料理が選べます。あまりよく読まずにマッシュルーム入りのオムレツにしてみたら、まさかの卵は白身だけという味気ないオムレツが来てしまいました..🥲白身だけでオムレツを食べる人が一定数いるということですね…。これは私のオーダー・ミスです。
紅茶は、ブラック・ティーとハーバル・ティの2種類で、毎朝たっぷりアール・グレイを頂く私としてはちょっと残念でした…。イギリスでは、どこで飲んでも(飛行機の中でも)アール・グレイは必ず置いてあるものなんですが、スペインではアール・グレイと言ってもあまり通じないようです🥲。でも、どうしても飲みたくなったら、スターバックスに行けばアール・グレイがあることを今回発見しました👆。
とはいっても、基本的に何でも美味しいスペインは紅茶もコーヒーも美味しかったです。

朝食はこちらのバーで頂けます。ゆったりと間隔を置いて様々なタイプの席が配置されており、街路樹の清々しい緑(枝が白いタイプ!)を眺めながら静かにのんびりと食事が楽しめました。朝食は1人15€でした。
3大人気エリア:Passeig de gracia・La Rambla・Barri gotic
|ガウディの有名建築があるPasseig de Gracia<グラシア大通り>

宿泊しているホテルは、高級ブティックと往年のブルジョアたちの大邸宅が立ち並ぶ大通りPasseig de gracia<グラシア大通り>にあります。世界中の観光客を魅了するこの通りを歩くと、スペインの豊かさや建築物の芸術性の高さを感じることが出来ます。
有名なAntoni Gaudi<アントニ・ガウディ>建築のCasa Batollo<カサ・バトリョ>とCasa Mila<カサ・ミラ>があるのもこの通りです。
19世後半、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方の産業は大きな発展を遂げました。その時、カタルーニャのブルジョワ階級はスペイン政府の保護貿易を利用して、アメリカとの交易で莫大な富を得ました。彼らは国内の繊維工業や製鉄業などに投資し、またこのエリアの文化や芸術の発展にも寄与しました。



自らの財力を誇示することを願っていた彼らは、競うように邸宅のファサードの装飾をより美しく豪華にエスカレートさせていきました。そこにモデルニスムという新たな芸術潮流が入ってくると、ここpasseig de gracia<グラシア大通り>は当時の建築家たちの格好の実験の場となっていきました。
その中で注目を集めていたアントニ・ガウディが、繊維業者のジョゼップ・バトリョの依頼を受けて、古い地味な建物を改築したのがCasa Batollo<カサ・バトリョ>(バトリョ邸)でした。

そして、完成した建物の出来栄えに感激したバトリョが友人のペレ・ミラにガウディを紹介し建築されたのが、Casa Mila<カサ・ミラ>です。
Casa Milaは全部が賃貸アパートメントで、別名La pedrera<ラ・ペドレラ>といいます。現在もテナントが住んでいて、入居希望者が後を絶たない人気賃貸物件となっています。よって、見学できるのは一部のみです。

Passeig de gracia<グラシア大通り>には、Panotと呼ばれる美しいタイルが歩道に敷き詰められています。これはガウディがCasa milaの建物前の歩道のためにデザインしたものだそうです。海の生物(ヒトデ・貝殻・海草など)をモチーフにデザインされていて、7枚で1つのパターンだそうです。
以前は、おのおのの建物が独自のPanotを建物の前に敷き詰めていたそうですが、景観を美しくするために、のちにPasseig de graciaの通りはこのガウディのPanotに統一されました。別のエリアではまた別のパターンのタイルで歩道が統一されています。
バルセロナに限らず、スペインの都市を歩くと歩道も建物も良くメンテナンスされて整然とした印象を受けます。これは、スペインの人たちの街の景観(=建築物)に対する美意識の高さの現れだと思います。

Passeig de gracia<グラシア大通り>にあるマクドナルドの店舗も、一見Macだと気付かないデザイン性と高級感。
|カタルーニャ広場周辺の活気溢れるエリアLa Rambla<ラ・ランブラ>


一流店が立ち並ぶPasseig de gracia<グラシア大通り>の一方の端にカタルーニャ広場があります。
その周辺にはよりカジュアルなショップや飲食店などが集まり、いつも人で賑わっているLa Rambla<ラ・ランブラ>というエリアがあります。庶民的なこの通りにはストール(露天)もたくさん並んでいたりします。
同じくカタルーニャ広場から延びる通りで一本隣りにあるAvda. del portal De l’Angelという通りも人気です。この通りは歩行者専用になっており、Pull &BearやStradivariusといった若者に人気のお店もあり、娘のお気に入りショッピング・エリアです。
スペインは繊維産業で栄えただけあり、今でもZaraやMangoなど世界的に人気なアパレル・ブランドが出現しています。スペインのローカル・ブランドは平均的日本人体型・身長の私でも着られるサイズ感のお洋服が比較的多いので、ショッピングもスペイン旅行の一つの楽しみです♡
そしてこのAvda. Del portal de l’Angelをずっと進んでいくと、バルセロナ大聖堂があり、行く道すがらにも個性的なショップや飲食店がたくさんあるので、退屈する暇がありません。チェーン店ばかりになったロンドンの街とは違って、スペインらしい街の雰囲気を味わいながら街歩きを楽しむことが出来ます。

カタルーニャ広場周辺で見つけたお茶目な信号機♡
ガウディ作品に代表されるような独創的でユニークな建築を受け入れる土壌があるバルセロナだからこそ、このような信号機も活躍するのですね。
|中世の街並みや路地裏を巡るのが楽しいBarri gotic<ゴシック・エリア>

バルセロナ大聖堂周辺やその先を気の向くままぶらぶら歩くと、狭い路地を抜けたところにカフェやレストランが集まる広場が突然現れるのが、このエリアの楽しいところ。



中世の時代の建物と、区画整理されていない昔ながらのバルセロナの雰囲気が残るエリアはゴシック・エリアと呼ばれていて、バルセロナ観光の外せないポイントです!通りには、アクセサリー店などちょっとしたショップが幾つも点在していて、発見と寄り道が楽しいエリアです。
日差しの強いバルセロナの街の中で、ゴシック・エリアの路地裏の日陰は、熱射を避けながら観光できる唯一の場所かも。
迷路のようになっていますが、不思議と迷子になったり、抜けられなかったりはないです。

少し路地を歩くとこのように人々が集まる大小の広場が出現します。お天気が良く気温が高いスペインは、室内よりアルフレスコ(屋外席)が人気です。レビューの良いレストランもあちこちに点在しています。


画家サルバドール・ダリ<Salvador dali>もスペイン・カタルーニャを代表する人物ですね。ダリの美術館は彼の故郷のFigueresというところにありますが、バルセロナから日帰りで訪れることが出来るようです。
またSalvador Dali house<サルバドール・ダリ・ハウス>というダリの住んでいた家も見学できるそうです。ダリはPort ligatという港町が気に入り、そこに自宅を建築しました。インテリア・エクステリア共に素敵で、行って見たくなるお家です。目の前には海が広がっているというロケーションです。
美術館・自宅共に見学するなら、バルセロナから参加できるバスツアーが便利です。
★ダリ美術館:Fundació Gala – Salvador Dalí (salvador-dali.org)
★サルバドール・ダリ・ハウス:Salvador Dalí House | Portlligat | Fundació Gala – Salvador Dalí (salvador-dali.org)
同じくカタルーニャの画家にはジョアン・ミロ<Joan miro>がいます。ミロの美術館はここバルセロナの小高い丘の上にあります。
原色を使ったカラフルな絵だけでなくて、ミロのいろんな作品が建物全体に展示してあります。以前マドリードに行ったときに展示会で見たミロのある絵にまた会えるかなと思って前回の旅の際に訪れてみましたが、ありませんでした。タイトルを知りたくてインフォメーションの人に尋ねてみたら、ミロの作品としてアーカイブに載ってなく、何だか腑に落ちない気持ちで美術館をあとにしました。
でも、もっと時間をかけてミロ全集みたいなもので調べたら見つかるかもしれませんね。夫はここで娘に買ってもらった、ミロのサインがデザインされたTシャツがお気に入りです。
ミロ美術館にはカフェも併設してあって、こちらで軽く休んだ後は、すぐ近くにあるTeleferic De Montjuic<タラフェリコ・ダ・ムンジュイック>というケーブルカーに乗ってCastell de montjuic<ムンジュイック城>に遊びに行くのがおススメです。
前回私たちはここを訪れ、そのあと海岸線を散歩しながらゴシック・エリアに戻り、ビーチの前のレストランで食事しました。ビーチも整備されていて、とてもきれいです。
★ミロ美術館:Fundació Joan Miró | Barcelona Museum | Art, architecture and landscape (fmirobcn.org)
Casa Batollo<カサ・バトリョ>のチケット

さて、ゴシック・エリアまで散策した後は、ホテルに戻りました。一休みした後に夜はCasa Batollo<カサ・バトリョ>に行くことにしました。
ナイト・ツアーでは屋上に上がれないみたいなので、少し前の19:00のスロットを購入しました。ゴールド・チケットで43€でした。
<Day2-2>に続く。