
今回ロンドン散歩💚でどうしても行きたかったところが二か所ありました。イギリス王室史ファンなら誰でも知っているネル・グウィンがチャールズ2世からあてがわれて住んでいた家(ブルー・プラークあり!)と、エリザベス2世女王の生家跡です。
なので、その二か所を通るルートで、いくつか寄りたい場所に立ち寄りながら散歩を楽しみました。ランチ休憩なども入れて4時間ほどのロンドン散歩でした♡
Contents :
メイフェア散歩♡ルート概要
ホワイトホール(Whitehall)というイギリスの政府官庁街からスタート
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セント・ジェームス(St. James)という王室の最重要地区
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フォートナム&メイソン(Fortnum&Mason)に立ち寄り
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高級ショッピング・ストリートのニュー・ボンド・ストリート(New Bond Street)
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エリザベス2世の生家前
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クラリッジズ(Claridge’s)
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セルフリッジズ(Selfridges)で終了です。
①では、エンバンクメント駅から出発して政府官庁街「ホワイトホール(Whitehall)」(一部)➡王室の最重要地区「セント・ジェームス(St. James)」までをご紹介したいと思います。
今はホテル「ロイヤル・ホース・ガード・ホテル」

エンバンクメント駅のすぐそばには、ティー・サロンが可愛い「コリンシア・ロンドン」がありますが、そのすぐそばにあったホテルの名前が「ロイヤル・ホースガード・ホテル」でした。
こんな名前のホテルがあるとは知りませんでした。とても立派な建物で、元裁判所らしいです。

そして、エントランス横にはイギリスの秘密諜報機関(シークレット・サービス)の初代長官を務めたマンスフィールド・カミングのブルー・プラークがありました。
関係者(MI6)の方はやはりこのホテルをご贔屓にされるのかしら?
今はホテル「ラッフルズ・ロンドン」

むかし陸軍省(Old War Office→OWO)で、今はホテルの「ラッフルズ・ロンドン(Raffles London at The OWO)」。ホース・ガーズ・パレードと道路を隔てて反対側にあります。

昨年末の夫のお誕生日にこのレストランを予約しようか、ロブション(Robuchon)にしようか迷ったあげく、新しい店舗に移転したロブションにしました。
奥に見えるのがカフェ&フレンチ・レストラン。

ホタテ貝をモチーフにしたトロピカルを意識している?感じのカフェでした。どのメニューもなかなかのお値段です。客層もリッチそうな人ばかり(若い女性が多い)。。。
ロイヤルの行事には必ず登場する「ホース・ガーズ・パレード」

皆さまご存じ、王立騎馬隊の騎馬と衛兵が間近で見られて、写真も一緒に撮れる王道の観光スポット「ホース・ガーズ・パレード」。今日も観光客でいっぱいです。(ここはスリに注意!!)
この日のホース・ガーズは2頭とも若かったみたいです(衛兵も若かった)☺️観光客が気になってしょうがない様子。落ち着かない馬は、このあとついに持ち場から離れて歩き出し、一周まわってまた後ろの黒い扉から入り直しました😝そりゃあ、動きたいですよねー。動物がじーっと立ってるのは不自然だもの。

Trooping the Colour(6月の君主の公式誕生日のお祝い)やジュビリーのお祝いの時などに、ロイヤル・ファミリーが馬車に乗ってバッキンガム宮殿からやって来て(パレード)、この建物の中を通り抜ける様子はテレビでご覧になったこともあるかと。
エリザベス2世の何かの行事の時に、ジョージ王子ら子供たちが窓から儀式を見ていたのがテレビに映っていました。儀式に参加が許されなかった(というより、本人たちが王族の義務を拒否してる)ヘンリー王子とメガンはこの部屋には入れてもらえたみたいです。
「エリザベス2世」と父「ジョージ6世」の像

ホース・ガーズ・パレードからバッキンガム宮殿へ続く一直線の道The Mallに入りました。
少し歩くと、全然似ていない真っ黒な「エリザベス2世」の像と父王「ジョージ6世」(似ている)の像があります。ケンジントン宮殿のダイアナ妃の像も全く似ていません。この人どなた??という感じです。すごく残念。一体誰に制作を依頼しているのだろう?と疑問に思ってます。
真っ黒で地味なので、気にしていないとつい通り過ぎてしまいます。The mallを通る際には是非気にしてみてください。
かつての主要宮殿「セント・ジェームス宮殿」

朝のバッキンガム宮殿の衛兵交代式は、この「セント・ジェームス宮殿」からスタートします。
正面に見えるバルコニーは、Proclamation Gallery(プロクラメーション・ギャラリーといって王室にとっては大変重要な場所。新国王の誕生を公に最初に公示するのがこのバルコニーなのです。
よって、2022年9月10日に、キング・チャールズ3世の即位が宣言・公示されたのも、このバルコニーです。

この宮殿は、チューダー朝時代にヘンリー8世の命によって建築されたチューダー建築の建物です。普段王族は誰も住んではいませんが、アン王女のロンドンでのオフィシャル・レジデンスとなっています。
この宮殿は、バルコニーだけでなく、重要な王室行事の際に使用される現役の宮殿です。チャールズ3世の新国王としての署名も、ここで初めて行われました。
そういうことで、誰も住んでいなくても、「王室にとって最も重要な宮殿」だと言われているのです。
チャールズ3世のレジデンス「クラレンス・ハウス」


セント・ジェームス宮殿に隣接して建っているのが、チャールズ3世のオフィシャル・レジデンスです。彼は、バッキンガム宮殿へは転居せず、ここに住み続けています。訪れた時は留守でした。
写真を撮りに近づくと、武装した警察官に「何か御用ですか?」と尋ねられました。「写真を撮りたいのですが」というと問題なく撮らせてもらえました。「あれが、クラレンス・ハウスですか?」と尋ねると「あれは、ランカスター・ハウスです。クラレンス・ハウスはあちらの建物。二人衛兵が立っているのが見えますか?」と言われ、白い建物を指さされました。
見てみると、確かに赤い制服にベアスキン(熊の毛でできた大きな帽子)をかぶった衛兵が見えました。(写真ではよく見えていませんが…)ということで、クラレンス・ハウスは一部しか見えませんが、撮れてうれしいです。
国王の秘密のトンネルが繋がっているのは?

さて、これはセント・ジェームス宮殿前から見た画像です。○で囲っているところは、Crown Passage(クラウン・パッセージ)と言います。

17世紀スチュアート朝時代の王様チャールズ2世は女好きで有名でした。女性に逢うために、なんと宮殿からこの狭い通路にあるパブまで地下トンネルを通して、こっそり遊びに行っていたそうです。

このパブ「レッド・ライオン」に地下道が通じています。
地下道の出入り口を見に行ったことがあります。パブに入ると左奥に赤いドアがあります。もしかしたら、ドアではなくて階段だったかもしれません…。(写真が見つかれば、後で載せます)お店の人によると、そこから宮殿に繋がる地下トンネルがある(あった)そうです。良かったら、行って実際に見てみてくださいね。
チャールズ2世は、350年以上も昔の王様ですが、100年前にはクイーン・マザー(エリザベス2世の母君)も、このパブを訪れていたそうですよ。宮殿から一番近いパブですからね。
チャールズ2世の愛人「ネル・グウィンの住んでいた家」


ここが見たかったのです~!!ネル・グウィン(Nell Gwynne)の住んでいた家を初めて見ました。
ネル・グウィンはチャールズ2世の数人いる愛人のひとりです。なのにこの女性だけ、すごく頻繁に名前が出てきます。しかも、愛人さんなのに、ゆかりの場所ということでブルー・プラーク(著名人・有名人にゆかりのある場所に付けられる青い丸プレート)まで家の壁面につけてもらっています。もう1軒(確か)チェルシーの住居跡には、像まであるらしいです。どんだけおじさんたちに愛されキャラなのか…。

地下道を掘ったパブはこの愛人ネル・グウィンの家の斜め前にあります。チャールズ2世はどんだけ遊び人なんだ…
\ネル・グウィン関連記事/
ネル・グウィンのお隣さんは画家ゲインズボロ

時代は少し後になりますが、隣のアパートには画家のトーマス・ゲインズボロが住んでいたようです。ブルー・プラークを見つけました。
ゲインズボロは、18世紀のハノーヴァー朝時代に王族や貴族の肖像画家として大人気だった人物です。かなり多くの作品を残しています。
本当は農村(風景)画家になりたかったのですが、肖像画家で有名になってしまいました。だからせめて肖像画の背景には風景を描いてます…。


左は、ジョージ3世の妻シャーロット王妃の肖像画。シャーロット王妃と言えばこの絵、というくらいよく見ます。
ネットフリックスのドラマ『Bridgerton(ブリッジトン)』に出てくる黒人の女王シャーロット王妃は、この人がモデルです。(少し混血だったのではないかということで)
右は、映画『ザ・ダッチェス(公爵夫人・The Duchess)』でキーラ・ナイトレイが演じている主人公デボンシャー公爵夫人となったジョージアーナの肖像画です。
農村画家(希望)ゲインズボロの作品が007に登場!

映画「007 Skyfall」で、ナショナル・ギャラリーにいるジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)の後ろに、ゲインズボロの「The Morning Walk」という作品が映っています。今度チェックしてみてください☆
「007 Skyfall」は、ナショナル・ギャラリーで撮影しています。この映画にはもう一つ、イギリスの代表的な絵で、イギリス人が最も好きな絵と言われるターナーの絵も出てきます。


このアパートには、ゲインズボロの他にOttobah Cugoano(読み方わからず)という人のブルー・プラークもありました。彼は、作家であり、黒人奴隷反対運動をした人のようですね。ゲインズボロとは同じ時期にここに住んでいたようです。
ちょこっと歩いただけで、歴史いっぱい・ストーリーいっぱいのロンドンはやっぱり楽しいですね❤ウキウキします。空が青ければもっと楽しいですが。。。
この後は、St. Jamesから離れ、ほんの数分歩いたところにあるFortnum & Masonへランチ休憩に立ち寄りました。今回立ち寄ったスポットを全部ポストすると長くなるので、分けてポストしたいと思います。
つづきの②では、フォートナム&メイソン(Fortnum&Mason)とメイフェアのブランド通りニュー・ボンド・ストリート(New Bond Street)のお正月明けの様子をポストします。